病院へ。

こんにちは。

トトちゃんのお母さんです。

 

先日トトちゃんを連れて、病院へ行ってきました。近所の小児科で紹介状を書いてもらい、大きい病院を受診しました。「母子分離」の相談をするためです。

現状をお話して先生からまず言われた言葉は、学校のことでいうと今のやり方で正解です、ということ。少しずつに思うかもしれないけれど、改善しているのだから、今のやり方で大正解と言われました。大事なのは子供のペースで少しずつ改善していくこと。大人のペースにしないこと。大人のペースに変われば、しばらく子供は我慢して頑張るが、その後もっと母子分離が出来なくなると言われました。長いようで、実は今のやり方が最短だということ。

 

なぜ母子分離が起きているかということに対しては、お母さんがいなくても大丈夫、見えなくても大丈夫、離れていても繋がっている、と思える部分の成長が周りと比べるとゆっくりだからということでした。

 

診察の時間は和やかな空気で、先生も気さくな方でした。トトちゃんの表情も柔らかく、質問にも楽しく答えていました。

 

専門家の方の力を借りて、アドバイスがもらえることはとても有り難いです。次回は8月にまた受診します。

 

 

分離。

こんにちは。

トトちゃんのお母さんです。

 

プールの授業が始まって、楽しみが増えたトトちゃん。毎日、学校へ行っています。二時間目までは学校で過ごすことが多くなってきました。プールがある日は、三時間目や四時間目まで頑張る時もあります。不登校担当の先生にも慣れて、先生と一緒なら教室で授業も受けています。その間、私は少しだけ家に帰れるようになってきました。私には母子分離の問題がとても難しく、ここまでたどり着くのにこんなにも時間がかかってしまったという感じです。そして今も、分離出来るのはほんの少しの時間です。

 

私は6月の中旬頃から内職を始めました。今の私には内職でしか働けない。今の自分の場所ででも出来ることをやろうと思って始めました。トトちゃんにも内職の説明をしてスタートしました。納品の日にはトトちゃんも一緒に行きます。これも社会見学だと思っています。「仕事が間に合いそうにないから、少しだけ帰ってもいい?」この問いかけから、少しだけ家に帰れるようになりました。

 

前に進むのは本当に少しずつ。心の中で、長いなぁと思うときもあります。

気付いていなかったこと。

こんにちは。

トトちゃんのお母さんです。

 

暑くなってきて、今はプールが楽しくてたまらないトトちゃん。毎日自習室では、不登校担当の先生が勉強をみてくれています。先日その先生から、「トトちゃんは算数は大体理解できていると思います。国語の物語分かっています。ただ、板書が難しい一面があります。今は全部書けていなくても、字が汚くても、やり直しするのはやめておきましょう。家でもやり直しはさせないほうがいいと思います。」と言われたのです。それには、あぁ~そうなのか、、、それでなのか。ごめん、トトちゃん。という気持ちでいっぱいになりました。思い当たることが毎日のようにあったからです。私は、科目ごとに分かっているか、解けているかを見ていて、算数は解けている、国語のテストもまぁまぁだな、ただ漢字はなかなか覚えれていない、字が汚い、と思っていたのです。学習面では、そんなに問題ないと思っていたのです。宿題では、汚い字のところをやり直しさせていました。でも一つ不思議だなと思うことがありました。算数は計算も早いのに、解けているのに、算数も国語も「嫌い」と言うこと。出来ているのに算数も好きじゃないんだ、、、なんでだろう?!そう思っていました。

 

トトちゃんはノートに書くのが嫌いなんだな。だから算数も国語も嫌いなんだと、今気づいたのです。一年生の二学期まで、そこにしんどさを抱えながら頑張っていたんだと思いました。

 

これからどうやってその部分の負担を軽減していくかが、キーポイントになりそうです。

アンテナ。

こんにちは。

トトちゃんのお母さんです。

 

先週からプールの授業が始まりました。トトちゃんは泳げませんが、プールの授業が今は楽しくて、毎日それなりに充実しています。プール(体育)、図書、の授業はみんなと一緒に受けれています。そして私は、その時間は自習室で待っています。今のトトちゃんのこの形にずるい!!と思っているクラスの子もいると思うのです。そりゃそうですよね。それをそのままトトちゃんにぶつけている子もいるのかもしれません。小学二年生、まだまだ思ったことをそのまま言葉にすると思います。ただ、トトちゃんは自分で今の状態に納得していて、僕は今はこれでいいんだ!と思っている感じなので、そんな時のトトちゃんは意外と強いのです。他の人から言われてもあまり気にしていません。私はそんなトトちゃんを見て、自分で納得して答えを出した人の強さを感じました。今の僕のベストが僕だけ特別なんだにはならないように、私はアンテナを張っています。そこの違いは大事かなと思うのです。

 

プールを楽しみながら、学校で出来ることをやりながら、夏休みまで過ごしていこうと思います。

お友達。

こんにちは。

トトちゃんのお母さんです。

 

今日はトトちゃんのお友達のことを書こうと思います。

トトちゃんは家から少し離れた幼稚園に通っていたので、同じ幼稚園のお友達が小学校にはいません。入学した時は、知っているお友達が一人もいませんでした。それでも同じクラスになった子たちと仲良くなり、休憩時間も楽しく遊んでいると担任の先生から聞いていました。行き渋りが始まった頃、「お友達が学校で待ってるよ」と私が言うと、「ぼくには本当の友達は、ひとりもいないんだよ」と言いました。えっ?いないの?ひとりも?、、、本当の友達かぁ。1年生で本当の友達という言葉を口にしたことにも驚きました。

 

トトちゃんは幼稚園を卒園した春休みから、サッカーを習い始めでいます。きっかけは、トトちゃんが幼稚園の友達が行ってるから僕もそこでサッカーやりたいと言ったからです。毎週日曜日、トトちゃんはサッカーに行くのをとても楽しみにしています。サッカーというよりサッカーはおまけみたいなもので、同じ幼稚園だった友達に会えるのが楽しみなのです。きっとトトちゃんが言う本当の友達はサッカーで会えるお友達なんだろうなと思うのです。学校にはまだ本当の友達はいないのかもしれないけれど、もうすでに本当の友達に出会えているトトちゃん。君はラッキーボーイだよ。

リズム。

こんにちは。

トトちゃんのお母さんです。

 

6月に入りましたね。今思うと、今日は学校にいつから行けるのか、、、と格闘していた時期が一番親子でしんどかったです。私も一番モヤモヤしていました。5月の中旬頃に私は思い切ってトトちゃんの給食を止めてもらう手続きをしました。その辺りくらいから、日々気持ちが楽になったように思います。給食を止めて、お昼ご飯は家で食べると決めると、一日のリズムが少しずつ出来てきてグッと楽になったのです。

 

家で勉強する時間や、スーパーに買い物に行く予定も、何となく立てやすくなりました。トトちゃんも今日の給食はね、、、と説得されることがなくなって、気分が楽になったのかもしれません。何より食べてない給食費を払わなくていいのは、我が家の金銭面からいっても助かります。「給食を止める」という選択で、リズムがつかめるようになって何だか良いことづくし!

 

今は一日のどこかで(一時間目くらいに行くことが多い)学校の自習室へ行き、図工の絵を描いたり、プリントをやったり、体育館でみんなと体力測定をしたり、夕方宿題を持って行った時に次の日の予定を担任の先生と相談して決めています。

少しずつ今のリズムがつかめてきました。

はなまる運動会。

こんにちは。

トトちゃんのお母さんです。

 

体育参観日(運動会)が終わりました。トトちゃんは自分の出番のところだけ出ることが出来ました。ダンスを踊り、かけっこリレーではお友達からバトンをもらい次のお友達に繋げることが出来ました。大きな、大きな、はなまるです。何が出来て花丸かは人それぞれ違うということを学んだ時間でした。当たり前のことが出来ない中での喜びは、いつもとは違う色の喜びのように感じます。何よりトトちゃんが楽しめていたことが本当に嬉しい。いい笑顔を見ることが出来ました。

 

さて、体育参観日(運動会)に参加することを目標に進んできた私達。ここからどうしようかなぁ、、、と次なる課題が待っていました。トトちゃんとも相談して、今日は1時間目を自習室で過ごして帰ってきました。もちろん私も一緒にです。母子分離、今となってはどうすれば改善していくのか。どうすればみんながいる教室に入れるのか。まだまだ道のりは長そうです。しばらくは自習室を活用して学校を近くに感じながら、様子をみていこうと思います。